ビジネスシャツに最適なユニクロのエアリズムとグンゼのYG カットオフ下着を比較してみた

こんばんは、KKです。

ビジネスシャツ用の下着を最大限見せないようにするためには、Vネック・色はベージュ・カットオフ仕様のものが最適です。

ユニクロとグンゼのシームレス下着パッケージ比較

今回はその中でも代表的なユニクロとグンゼを比較して、各部の詳細や着心地を紹介していきます。

比較してみたカットオフ下着

いずれの下着も、Vネック・ベージュ・カットオフ仕様がラインアップされていて、ビジネスシャツの下着としては十分な機能・デザインを持っています。

クールビズでもダサくならない下着選び

2018.05.09

似たような価格帯だけにどれを選べばよいのか悩むところです。

①ユニクロ エアリズムシームレスVネックT

ユニクロの機能性素材として有名なエアリズムシリーズのカットオフ仕様です。

接触冷感以外にも、においを防ぐ消臭や抗菌機能といった快適性をアピールしています。

②グンゼ YG カットオフVネックTシャツ

吸水速乾性や抗菌防臭加工といった基本機能はもちろん、ユニクロと同価格帯ながら国内生産な点も魅力です。

③グンゼ YG カットオフ脇パッド付きVネックTシャツ

②のスタンダードなカットオフ下着よりも、短袖&深めのVネックとしてポロシャツにも対応可能なタイプです。

さらにぼくのようなワキ汗族にうれしい仕様として、ワキ汗パッドが追加されています。

素材と各部のデザイン

パッと見は同じように感じますが、よく見ると素材と風合いはそれぞれ異なります。

写真は左から①ユニクロ、②グンゼ、③グンゼです。

ユニクロとグンゼの素材比較

①ユニクロ ナイロン84%・ポリウレタン16%

②グンゼ 綿55%・ポリエステル30%・ポリウレタン15%

③グンゼ 綿35%・ポリエステル30%・レーヨン20%・ポリウレタン15%

 

①ユニクロは最も生地が薄く、化繊100%なだけにサラサラとした触り心地です。

ユニクロのエアリズムシームレス

グンゼ製品はいずれもユニクロよりは地厚で、綿が配合されている分、自然な肌触りです。

グンゼYGのカットオフ下着

成分表示では素材が異なる②グンゼと③グンゼですが、触ったり着比べただけでは正直言って違いがわかりません。

ここは好みが別れるところですが、①ユニクロは汗をかいた時に肌にくっつくペタペタ感があり、個人的にはグンゼの素材感が好みです。

 

色は①ユニクロが白みを帯びたベージュになっています。

いずれも肌色に近いベージュなので、色による透けやすさの違いはほとんど感じられません。

 

次にVネックの深さを比べてみます。

左から①ユニクロ、②グンゼ、③グンゼです。

ユニクロとグンゼのVネック比較

Vネックの深さは③グンゼ>①ユニクロ>②グンゼの順に深くなっています。

ただし最も浅い②グンゼでも、シャツの第一ボタンを開けても外からは見えないのでクールビズにも問題なく使えます。

 

ユニクロとグンゼでつくりが異なるのが、脇下の胴回りと裾の処理です。

写真左の①ユニクロは胴回りと裾はふつうの縫い目がありますが、②と③のグンゼはどちらも正真正銘のシームレス仕様でより肌あたりがよくなっています。

ユニクロとグンゼの脇と裾の比較

③グンゼで特長的なのは、なんといってもワキ汗パッドです。

グンゼカットオフ下着の脇汗パッド

汗染みが広がりやすいワキ下の前部を中心に、汗を吸収するパッドがついています。

夏場に色柄物のシャツを着るときでも安心感があります。

薄めのパッドなので、着用時に違和感は全くありません。

 

サイズ感

Mサイズのパッケージではいずれも「胸囲 88~96 cm」表記になっていますが、実際の身幅にはかなりの違いがあります。

写真は①ユニクロの上に②グンゼを重ねてみたところです。

①ユニクロよりも②グンゼの方が、左右ともに1 cm近くタイトなつくりになっています。

ユニクロとグンゼの身幅比較

①ユニクロでも十分にタイトなつくりではあるので、シャツの下に着てもダブつき感はありませんが、②グンゼの方がよりタイトで密着したサイズ感になります。

①ユニクロでMサイズがジャストなら、②グンゼも同サイズで問題なく着用できます。

 

次は②グンゼの上に③グンゼを重ねてみました。

グンゼの下着の身幅比較

③グンゼの方がより身幅が狭く、ぼくが着るとスパイダーマンの全身タイツのようなフィット感になってしまい正直かなり窮屈に感じます。

③グンゼはサイズアップしてLサイズにしてもよかったかもしれません。

 

最後に袖丈と着丈を比較してみます。

左から①ユニクロ、②グンゼ、③グンゼの順です。

ユニクロとグンゼのカットオフ下着比較

袖丈は①ユニクロと②グンゼがほぼ同じ、③グンゼはビズポロ対応を謳っている通りさらに短めです。

③グンゼの短め袖丈のマイナス点としては、腕を動かすとシャツの中で下着の袖がめくれあがってくることがあります。

クールビズ期間でも通常の半袖シャツしか着ないのであれば、いずれの下着でも袖から出てしまうことはありません。

着丈は①ユニクロが最も長くなっていますが、シャツ用下着はどのみちタックインするので特に影響はないと思います。

 

価格と買いやすさ

定価ベースの税抜き価格は以下の通りです。

①ユニクロ 1,500円

②グンゼ  1,300円

③グンゼ  1,500円

ユニクロとグンゼのカットオフ下着価格

定価は通常のエアリズムよりも高めなシームレス仕様ですが、度々”週末特価セール”の対象になっています。

ぼくが購入したときは割引されて990円でした。

またユニクロは全国どこにでも実店舗があるので、試しやすい&買いやすいのも強みでしょう。

 

グンゼ製品はユニクロに比べると販売店舗が少ないですが、Amazonプライムで取り扱いがあるので実は買いやすさでも負けていません。

またAmazonでは頻繁にファッションアイテムの特別キャンペーンがあり、グンゼ製品も割引対象になっています。

最近では7月のAmazonプライムデーで20%オフ、8月22日までの特別クーポンで10%オフです。

グンゼではプレミアムラインとしてデパートを中心にSEEKブランドのVネック下着を展開していますが、倍近い2,800円~と下着にしてはちょっと躊躇してしまう価格です。

 

どれを買うべきか?

シャツ用の下着は通年着るものですし、少なくとも5着は欲しいので数も必要です。

割引時の①ユニクロと価格がほぼ変わらないことをふまえて、国内生産である、綿混合かつシームレス部が多く肌触りがよいことを考えると、サラリーマンのシャツ用カットオフ下着としては②グンゼを最もおすすめします。

クールビズ期間にポロシャツも着たり、カジュアル用にも併用したい場合は、③グンゼを何枚か持っておくのもおすすめです。