ビジネスシューズの経済性を考える

30代会社員のYOです。

20代までは自身にあまり似合わないものであっても、欲しいと思う洋服、シューズを購入しておりました。

30代となってからは「ベーシック」、「着心地」、「履き心地」を重視した商品セレクトへ路線変更し始めました。

今回は所持しているビジネスシューズのオールソール、インソールの交換を行いましたので、報告します。併せて経済性についても考えていきたいと思います。

修理に出したシューズはリーガルの「02DRCD」というモデルです。

オールソール、インソール、そして、履き口の踵部分も新しいものに交換しました。以下に写真を示します。

(残念ながら、交換前の写真は撮影しておりませんでした)

修理から戻ってきたシューズを見て驚きました。

まるで新品のシューズのように思えたのです。

ソール、インソールのみの交換でしたが、アッパーにあった履き皺もほぼ無くなっていました。

修理過程やアッパーとソールの張り合わせ後、丁寧な手入れがあったと伺えます。

とても有難く思います。修理に出す前の写真が無いため、比較できないのが残念です。

 

最近は履き心地がとても気に入っているASCICSのRunwalkばかり履いておりますが、Runwalk購入以前は、この「02DRCD」が一番のお気に入りでした。

足の小指が全く痛くならず、所持しているシューズの中で履き心地が最もよかったのです。

これからは「02DRCD」を履くのも楽しみです。

オールソールに関する情報は以下です。

  • オールソールに至るまでの使用期間:購入から約4年
  • トータル費用:税込み23,112円
  • 依頼場所:REGAL SHOES 池袋パルコ店
  • 納期(実績):3ヵ月(見積時は2ヵ月とのことでしたが、作業が遅れたようです)

 

 

ここからは経済性について記載いたします。

KKも記述しておりますが、お気に入りのシューズを長く履くことを考えると、ドレス/ビジネスシューズの場合、3万円以上のもの(希望は3.5万円以上のもの)を選択したほうが良いと思います。

02DRCDは定価38,800円でした。

私の場合、オールソールを迎えるまでの期間は約4年でしたので、ランニングコストは、9,720円/年(38,880円/4年)でした。

オールソール後も4年間使用できるとすると、次の4年間のランニングコストは、5,778円/年(23,112円/4年)となります。

トータル期間を8年とすると、7,749円/年です。

(ただし、この費用には、月2回前後行うであろうご自身でのメンテナンスやメンテナンス用品購入費用は含めていません)

価格帯1万円前後のビジネスシューズを1年間で履き倒している方がいらっしゃれば、コストパフォーマンスの観点から3.5万円以上のものを購入し、長期で使用することを検討されるのもよいかと思います。

 

と、ぜひ提案したいところなのですが、果たして本当にコストパフォーマンスは良いのでしょうか?

実は、もう一つ考慮しなければならないことがあると思っています。

それは、個人的には最も重要な要素と感じているのですが、

「シューズのサイジングに失敗する可能性がある」

ということです。

今日まで、会社員としてビジネスシューズを履いていた期間は、8年ほどです。

自身のシューズ購入履歴を簡単に記載すると、以下の通りです。(価格については±2,000円ほどの誤差はあります)

  1. リーガル(3万円) → トータル3.5年ほど使用。セミクエアトウが好みでなかった為、処分
  2. リーガル(3.5万円) → 足の小指が痛く、2年経過しないうちに処分
  3. セレクトショップ(3万円) → サイズが気に入らず(少し大きかった)、2年ほどで処分
  4. トレーディングポストオリジナル(4万円) → サイズが気に入らず(少し大)、2年ほどで処分
  5. シェットランドフォックス → (3.5万円) → サイズが気に入らず、3年ほどで処分
  6. リーガルパターンオーダー(5万円) → 足の小指が痛く、1年ほどでメルカリ売却
  7. スコッチグレイン(6.5万円) → 足の甲、小指が痛く、半年ほどでメルカリ売却
  8. リーガル(4万円(02DRCD)) → 現在所持中(オールソールを実施したシューズ)
  9. リーガル(4万円(01DRCD)) → 現在所持中(02DRCDと同じサイズだが、小指が痛い)
  10. リーガル(4万円(05HRCF) → 現在所持中
  11. ASCICS Runwalk(3万円(WR421S)) → 現在所持中

No.1~11の購入金額の合計は、43.5万円でした。

No.6、No.7の売却額合計は、4万円ほどでしたので、正味39.5万円です。

8年でみたランニングコストは、39.5万円/8年=4.9万円/年となります。

前半に書いた、1万円/年の約5倍の金額です。

 

次に、履き心地に満足できるシューズに巡り合えた割合をみてみます。

No.1~11のシューズで本当に履き心地に満足しているのは、No.8、11の2足のみです。

No.9は小指が痛く、10はまだ下ろしたてですが、満足いく履き心地になると仮定しますと、私が満足いく履き心地のシューズに巡り合えた割合は、36%(4/11)でした。

この結果を見ると、

  • 1万円前後のシューズを1年ごとに買う
  • 初めからビスポークシューズ2足と雨用シューズ1足を購入する

と方針を決めることも良さそうです。

本当に履き心地に満足いくシューズと巡り合うことは難しかったです。

会社員となってからは、3万円~6万円程度のビジネスシューズしか購入したことはありませんが、この価格帯のシューズ購入は一番難しいのかもしれません。

最後に何度も痛い目にあってきましたが、履く人を選ばないビジネスシューズとしておすすめできるのは、「ASCICS Runwalk」です。

直営店にて足サイズ計測、ご試着することをおすすめします。