こんばんは、KKです。
シャンボードを購入してから半年ほど、ほぼ毎週末履いてきました。
今回は実際に使用してみた実感をレビューしようと思います。
シャンボード購入時の記事はこちらを。
アッパー部分
アッパーは横に拡がって、だいぶ馴染んできた感じがします。
小さめのサイズを選んだので、履き始めの頃は親指付け根と小指側ともに痛みがありましたが、今では足幅は全く問題ない状態になりました。
Uチップの内側部分にはだんだんと履きジワが入ってきました。
ただ普段はシューキーパーを入れているので、そこまで深いシワにはなっていません。
しかし残念なことに、ぼくのシャンボードもUチップ部が割れてしまういわゆる”モカ割れ”に・・・。
やはり履きジワの近くが割れやすいようで、左右ともに履きジワとUチップ部の交点がぱっくりと開いてしまいました。
今のところはよく見ないとわからない程度なので、これ以上拡がらないことを願うばかりです。
シャンボードでは避けられない症状だと思いますので、これもエイジングとして受け入れるしかありません。
ソール部
パラブーツオリジナルのラバーソールは思った以上に頑丈で、全くと言っていいほど摩耗していません。
その反面、ダイナイトソールあたりと比較するとだいぶ固く分厚いので、歩きづらいとまではいきませんが、いまだにソールごと持ち上げて歩いているような感覚があります。
自分の歩き方では両足ともかかとの外側がかなり早い段階から減ってくるのですが、シャンボードではそれもありません。
けっこう長持ちしそうなラバーソールです。
サイジング
履き込むにつれて、シャンボードはこのサイジングがやはり難しいなと感じています。
というのも馴染んできたことで、新たな悩みが出てきてしまったからです。
ぼくは元々左足よりも右足の方が若干ですが小さいため、右足は靴の中で動くようになってしまい、長時間履くと右足だけ靴ずれするようになってしまいました。
靴ひもで調整しようと思っても、既に外羽根がくっついている状態まで締め上げているためこれ以上は調整のしようがありません。
仕方ないので最近はシャンボードで長時間歩きまわる日には、あらかじめ右足かかとにキズパワーパッドを貼ってから出かけています・・・。
あくまで主観的な感想ですが、他の革靴に比べるとシャンボードは履き込んでもソールが沈み込む感じがほとんどありません。
それよりもアッパーの革の伸びの方が支配的で、思った以上にアッパーが伸びます。
その上、甲高な足をしているぼくでも外羽根を閉め切れるくらい甲高デザインなので、靴ひもでの調整もあまり期待できません。
普段は9~9・1/2を履いているので、シャンボードはあえて小さめの8・1/2を選びました。
これは紐なしで調整が効かないローファーと同じサイズです。
しかし馴染んできた今になってみると、もうハーフサイズ小さいサイズにしてもよかったかもと思います。
そんな状況下でパラブーツのオフィシャルストアに立ち寄る機会があったので相談してみたところ、なんと無料で調整用のインソールを入れてくれました。
(オフィシャルストアで購入したわけではないので申し訳ない気分ですが・・・)
履いていたシャンボードに合わせて、その場でカッティングもしてくれます。
ただしこれはあくまで仮調整用途のインソールだそうで、これで痛みがなくなるようであれば同じ厚みのちゃんとしたインソールをどこかで購入してくださいとのことでした。
インソール自体は均一に約3 mm厚のペラペラしたタイプです。
シャンボードに実際に入れてみるとこんな感じになります。
まずしばらくはこれで様子を見てみようと思います。
シャンボード購入の際には慎重にサイズ選びすることを強くおすすめします。
足が入る限り小さめを選ぶくらいでちょうどよいサイズかもしれません。