こんばんは、KKです。
(梅雨はすでに終わってしまいましたが)
雨用のビジネスシューズとして、スコッチグレインのシャインオアレインを買ってみました。
どんなシーンでも使えるように、最もオーソドックスな黒の内羽根ストレートチップを選んでいます。
シャインオアレインの特長
他にはこんな革靴も持っていて、黒の内羽根ストレートチップはこれで二足目です。
「黒のストレートチップは二足も必要か?」と自分でも思いましたが、結果的には大正解でした。
冠婚葬祭が運悪く雨天になってしまっても、ちゅうちょなくこの革靴を履いて出かけることができます。
滑りやすいレザーソールでビクビクしながら歩いたり、使用後に濡らしてしまってもケアする必要がありません。
スコッチグレインのシャインオアレインは、レザーをなめす工程で撥水加工を施しているため、雨用靴でありながら見た目は高級革靴そのものです。
トゥもほどよい丸みのあるシェイプで、正にスタンダードなストレートチップというデザインになっています。
雨にはめっぽう強いシャインオアレインですが、キレイさを保つにはやはりシューケアが必須です。
といっても雨用だからと特別なことは何もなく、通常の革靴と全く同じ手法・クリームで問題ありません。
ただし撥水スプレーは逆効果になってしまうため、使用厳禁とのこと。
併売されている従来のシャインオアレインとの大きな違いはラバーソールです。
従来モデル(2726BL)ではパラブーツにも似たラバーソールになっていますが、このモデル(2926BL)ではラバーにガラス繊維が入って、よりグリップ力が増したファイバーグリップソールになっています。
アッパーの撥水レザーはどちらのモデルも共通です。
写真のグレー部分は触るとザラザラしていて、いかにも滑り止め効果が高そうです。
店員さん曰く、大理石の床などは傷つけてしまうくらいのグリップ力があるとか。
ヒールプレートも同様のファイバーグリップソールになっています。
この複合素材のラバーソールは初体験なので、どの程度の速さで摩耗していくのか気になるところです。
欲を言うならば、このグレーのファイバーグリップ部も黒にしてラバーソール全体の色味を統一してほしかった・・・。
またウィズは日本人向けのEEEとなっていて、足を入れた際には内部がかなり大きめに感じました。
いつも通りのサイズでは余裕があり過ぎたので、普段よりも小さめな26.5 cmを選んでいます。
海外ブランドの革靴と同じサイズを選んでしまうと大き過ぎると思います。
ただしグッドイヤーウェルト製法なので、「縫い目から浸水する可能性があり完全防水ではない」と店員さんからはしつこいほどに確認がありました。
まだ雨の日に履けていないので、どれほどの防水性能を持っているのか今から楽しみです。
その他の雨用革靴は?
スコッチグレインのシャインオアレイン以外で、国産ブランドの雨用革靴だと、
リーガルのゴアテックスサラウンド
アシックスのランウォーク
あたりが候補になってくるかと思います。
いずれのブランドでも数種類の型がラインアップされていますし、雨用革靴としての機能性には大きな違いはありません。
しかし防水機能を持ちながらも、普通の紳士靴らしいデザインを保っているのは圧倒的にスコッチグレインです。
機能性シューズは履き口にボリュームのあるデザインが多いですが、これは履き口もすっきりしていて通常の革靴と何ら変わりありません。
ソールを見ない限りは雨用とはわからないところがお気に入りポイントです。
いかにも雨用革靴を履いている感を出したくなかったので、今回はシャインオアレインを選びました。
シャインオアレインの名の通り、晴れの日でも履いていけるデザインになっているのが選んだ決め手です。
ちなみにスコッチグレイン製品は付属のプラスチック製シューキーパーがついてきます。
何も入れないよりはましですが、革靴全体の形をキープするだけの性能はないのでいつも通りの木製シューツリーに替えたほうがよさそうです。
またリーガルは、革の内側にゴアテックス生地を入れ込むことで防水機能を持たせているため、濡らした場合にはアッパーの革自体が傷んでしまう可能性もあるという店員さんの話を聞いて候補から外しました。
アシックスのランウォークはYOもお気に入りの機能性シューズです。
革靴的な見た目よりも、「雨用はやはり機能性が一番重要!」という方にはこちらをおすすめします。