購入してわかったTUMIのAlpha2ブリーフの便利な機能といまいちな点

こんばんは、KKです。

今回は実際に使用してみてわかったTUMI ALPHA2 エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフの良し悪しを紹介します。

TUMIのエクスパンダブルブリーフバッグ

エクスパンダブル・オーガナイザー・コンピューター・ブリーフ(長いので以下エクスパンダブルとします)はTUMI ALPHA2シリーズの中でも人気の製品で、TUMIのビジネスバッグが持つ機能のほとんどを搭載した全部入りモデルです。

その最大の特徴は、ファスナーの開閉によって+5cmもマチが拡がり容量が拡大することにあります。

日常のから短期の泊まり出張まで、全てをこのバッグでまかなえるのではと目論んで購入しました。

ALPHA2の詳細

さすがTUMIのビジネスバッグといった印象で、使い勝手のよい機能が満載されています。

ほとんどの機能はエクスパンダブルだけでなくALPHA2シリーズで共通です。

前面部

U字型のファスナーが特徴の右側のポケットは、撥水加工が施されていて、濡れた折りたたみ傘やペットボトルをそのまま突っ込めます。

左側のポケットはカードやペンが直接入れられる細かな仕切り付きで、赤い持ち手のポケットはスキミング防止機能まで付いています。

(カードを入れて使ったことはありませんが・・・)

TUMI独自の追跡サービス トレイサープログラムのIDタグもこのポケット内にあります。

TUMI ALPHA2 エクスパンダブルブリーフバッグの前面にある撥水ポケットと耐スキミングポケット

地味に便利なのが、持ち手の根元部にある隠しオープンポケットです。

ポケット自体はバッグの投影面積とほぼ同じ大きさ。

マグネット開閉になっているため、スマホやチケット、レシートをサッと出し入れしやすいが、中身は飛び出さないという便利なつくりです。

パスポートサイズの内ポケットもあり、空港での頻繁な出し入れが必要な時に重宝します。

TUMIの前面部にあるオープンポケット

メイン収納部①

エクスパンダブルには、PCスリーブではなく取り外し可能なPCケースが付属しています。

バッグ本体と同じバリスティックナイロンとクッション材を組み合わせたケースで、TUMIの金属ロゴ付きです。

TUMIのALPHA2付属のPCケース

通常状態ではこのPCケースがメイン収納部にちょうど収まります。

もちろんケースを抜いて、通常の荷物入れ用としても使用できます。TUMIの付属PCケースを入れたところ

メイン収納部②

背面側のファスナーは下部まで開くので、アコーディオン状になり荷物が出し入れしやすくなっています。

ジャバラ式の書類仕切りが内蔵されていて、取り外しはできません。

TUMIのジャバラ式の書類仕切り

背面側にはクッション材付きのタブレット収納スペースがあり、iPadが入ります。

一番背面側にはファスナー付きのポケットがさらにもう一つ。

TUMIのバッグ付属のタブレット収納スペース

背面部

背面にも隠しオープンポケットがあり、雑誌や新聞がちょうど入る大きさになっています。

移動時に読んでいたものをサッとしまえるためかなり便利です。

TUMIの背面にある隠しオープンポケット

また背面のファスナーを開けると、スーツケースのハンドルに取り付けることができます。

ダブルファスナーになっているため、スーツケースのハンドル幅が細くても太くても安定して取り付け可能です。

TUMIのバッグをスーツケースハンドルに取り付けた

拡張部

前後のメイン収納部の間にあるファスナーをぐるっと開けることで、マチが拡張でき追加スペースが出現します。

TUMIバッグのマチ拡張時

広げた分は全てメイン収納部①側のマチになり、メイン収納部②側は広がりません。

通常時はPCケースのみしか入るスペースがありませんが、拡張後はさらに出張用の着替えを収納するといった使い方ができます。

二泊分の着替えは余裕で飲み込む大きさを持ちます。

TUMIエクスパンダブルの拡張後

アクセサリー

手持ちハンドルはレザー型押しでなかなかの高級感です。

TUMIの型押しレザーハンドル

バッグ横にはレザーのネームタグが付いています。

TUMIのネームタグ

 

いまいちだったところ

ビジネスバッグとして素晴らしい機能満載のTUMIエクスパンダブルですが、使っていくうちに気になる部分も見えてきました。

PCスリーブではなくPCケース

付属のPCケースは日本のモバイルPCには大きすぎるし分厚すぎます。

ケース内の余ったスペースにACアダプターやマウスを入れられなくもないですが、マチがあるために中で動いてしまいPC天板に傷がつくことも。

またPCケースはメイン収納部①にしか入らないので、持った時に体から遠い位置にあるためより重く感じてしまいます。

 

ぼくが他に持っているバッグはいずれもPCスリーブが付いていて、取り外しケースのメリットはありませんでした。

他のバッグにPCスリーブがなく、取り外して流用できるの場合はよいかもしれません。

大容量ゆえのヘビーさ

エクスパンダブルの最大の特徴である拡張機能は出張時に便利です。

しかしたくさん荷物が入ってしまうがゆえに、バッグを満杯にした際にとんでもない重さになってしまうのが予想外でした。

拡張した状態で入れようと思えば、

  • モバイルPC(ACアダプター、マウス含む)
  • A4書類やファイル
  • 二日分のシャツや下着等の着替え
  • 洗面セット
  • スマホの充電器とモバイルバッテリー
  • 飲み物のペットボトル
  • タブレット端末

ととんでもない物量を飲み込むので、バッグも含めた総重量は簡単に10kgを超えてしまいます。

(お米の袋を想像してみてください)

とても手持ちできる重さではありませんし、ショルダースタイルにしても肩がもげそうになります・・・。

 

まとめ

TUMIならではの細かなビジネス機能が満載で、幅広いシーンで役立つのは間違いありません。

一方で日常使いから出張までと欲張りすぎてしまったために、エクスパンダブルは使っていて微妙な部分も色々とあるのが正直なところです。

 

日常使い用にと割り切って、ALPHA2の3WAYブリーフを選べばよかったと今では思っています。

3WAYブリーフでも拡張とPCケースがスリーブになる以外の主要機能は同じです。

TUMIを含むサラリーマンにおすすめの3WAYバッグはこちらの記事を。

若手サラリーマンに最適なビジネスバッグを考える

2018.05.04